芥川龍之介
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最も賢い処世術は、社会的因襲を軽蔑しながら、しかも社会的因襲と矛盾せぬ生活をすることである。芥川龍之介…
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キリストはみずから燃え尽きようとする一本のローソクにそっくりである。芥川龍之介…
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恋愛の徴候の一つは彼女に似た顔を発見することに極度に鋭敏になることである。芥川龍之介…
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眠りは死よりも愉快である。少なくとも容易には違いあるまい。芥川龍之介…
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道徳の与えたる恩恵は時間と労力との節約である。道徳の与えたる損害は完全なる良心の麻痺である。芥川龍之介…
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人生は地獄よりも地獄的である。芥川龍之介…
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恋愛はただ性欲の詩的表現を受けたものである。少なくとも詩的表現を受けない性欲は恋愛と呼ぶに値しない。芥川龍之介…
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良心は道徳をつくるかも知れぬ。しかし道徳はいまだかつて良心の「良」の字を創ったことはない。芥川龍之介…
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良い名は、欲しがっても手に入らない。悪い名は、削っても消えない。芥川龍之介…
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