石川啄木

  1. 石川啄木

    こみ合(あ)へる電車の隅(すみ)に ちぢ

    こみ合(あ)へる電車の隅(すみ)に ちぢこまる ゆふべゆふべの我のいとしさ 石川啄木…

  2. 石川啄木

    一度でも我に頭を下げさせし 人みな死ねと

    一度でも我に頭を下げさせし 人みな死ねと いのりてしこと 石川啄木…

  3. 石川啄木

    わが抱(いだ)く思想はすべて 金(かね)

    わが抱(いだ)く思想はすべて 金(かね)なきに因(いん)するごとし 秋の風吹く 石川啄木…

  4. 石川啄木

    ふるさとに入(い)りて先(ま)づ心傷いた

    ふるさとに入(い)りて先(ま)づ心傷いたむかな 道広くなり 橋もあたらし 石川啄木…

  5. 石川啄木

    わが去れる後(のち)の噂(うはさ)を お

    わが去れる後(のち)の噂(うはさ)を おもひやる旅出(たびで)はかなし 死ににゆくごと 石川啄木…

  6. 石川啄木

    汽車の旅 とある野中(のなか)の停車場の

    汽車の旅 とある野中(のなか)の停車場の 夏草の香(か)のなつかしかりき 石川啄木…

  7. 石川啄木

    時代に没頭していては時代を批評する事が出

    時代に没頭していては時代を批評する事が出来ない。石川啄木…

  8. 石川啄木

    浅草(あさくさ)の夜(よ)のにぎはひに

    浅草(あさくさ)の夜(よ)のにぎはひに まぎれ入(い)り まぎれ出(い)で来(き)しさびしき心 石川啄木…

  9. 石川啄木

    あまりある才を抱(いだ)きて 妻のため

    あまりある才を抱(いだ)きて 妻のため おもひわづらふ友をかなしむ 石川啄木…

  10. 石川啄木

    くだらない小説を書きてよろこべる 男憐(

    くだらない小説を書きてよろこべる 男憐(あは)れなり 初秋(はつあき)の風 石川啄木…




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  1. ヘンリー・フォード

    障害が恐ろしいものに見えるのは、目標から
  2. 本田宗一郎

    ぼくは見たり、聞いたりするが、それ以上に
  3. 萩原朔太郎

    全ての場合を通じて、恋愛は忍耐である。未
  4. アラン

    外部に支えを求める精神は弱い精神である。
  5. ピーター・ドラッカー

    日本にとっての問題は、いかにして高等教育
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