石川啄木
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石川啄木
必要は最も確実なる理想である。石川啄木…
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石川啄木
やはらかに積れる雪に 熱(ほ)てる頬(ほ)を埋(うづ)むるごとき 恋してみたし 石川啄木…
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石川啄木
どんよりと くもれる空を見てゐしに 人を殺したくなりにけるかな 石川啄木…
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石川啄木
何事も金金(かねかね)とわらひ すこし経(へ)て またも俄(には)かに不平つのり来(く) 石川啄木…
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石川啄木
目になれし山にはあれど 秋来(く)れば 神や住まむとかしこみて見る 石川啄木…
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石川啄木
よごれたる足袋(たび)穿(は)く時の 気味わるき思ひに似たる 思出(おもひで)もあり 石川啄木…
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石川啄木
ゆゑもなく憎みし友と いつしかに親しくなりて 秋の暮れゆく 石川啄木…
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石川啄木
人といふ人のこころに 一人づつ囚人(しうじん)がゐて うめくかなしさ 石川啄木…
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石川啄木
かなしきは 飽(あ)くなき利己の一念を 持てあましたる男にありけり 石川啄木…
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石川啄木
人並の才に過ぎざる わが友の 深き不平もあはれなるかな 石川啄木…
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