芥川龍之介
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どうせ生きているからには、苦しいのはあたり前だと思え。芥川龍之介…
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人生の競技場に踏みとどまりたいと思ふものは、創痍(そうい)を恐れずに闘はなければならぬ。芥川龍之介…
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あらゆる社交はおのずから虚偽を必要とするものである。芥川龍之介…
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古来賭博に熱中した厭世主義者のないことは、如何(いか)に賭博の、人生に酷似しているかを示すものである。芥川龍之介…
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懐疑主義者もひとつの信念の上に、疑うことを疑わぬという信念の上に立つものである。芥川龍之介…
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キリストはみずから燃え尽きようとする一本のローソクにそっくりである。芥川龍之介…
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道徳の与えたる恩恵は時間と労力との節約である。道徳の与えたる損害は完全なる良心の麻痺である。芥川龍之介…
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良心は道徳をつくるかも知れぬ。しかし道徳はいまだかつて良心の「良」の字を創ったことはない。芥川龍之介…
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自然を愛するのは、自然がわれわれを憎んだり、嫉妬しないためでもない事はない。芥川龍之介…
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人生はつねに複雑である。複雑なる人生を簡単にするものは暴力よりほかにあるはずはない。芥川龍之介…
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