石川啄木
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へつらひを聞けば 腹立(はらだ)つわがこころ あまりに我を知るがかなしき 石川啄木…
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大(おほ)いなる彼の身体(からだ)が 憎(にく)かりき その前にゆきて物を言ふ時 石川啄木…
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それもよしこれもよしとてある人の その気がるさを 欲(ほ)しくなりたり 石川啄木…
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死ぬことを 持薬(ぢやく)をのむがごとくにも我はおもへり 心いためば 石川啄木…
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気の変(かは)る人に仕(つか)へて つくづくと わが世がいやになりにけるかな 石川啄木…
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空寝入(そらねいり)生あくび《「生」&「口+去」&「呻」》など なぜするや 思ふこと人にさとらせぬため 石川啄木…
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よく笑ふ若き男の 死にたらば すこしはこの世さびしくもなれ 石川啄木…
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何がなしに 息きれるまで駆け出してみたくなりたり 草原(くさはら)などを 石川啄木…
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とかくして家を出(い)づれば 日光のあたたかさあり 息ふかく吸ふ 石川啄木…
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一度でも我に頭を下げさせし 人みな死ねと いのりてしこと 石川啄木…
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