過去の記事一覧

  1. 萩原朔太郎

    人は新しく生きるために、絶えず告別せねば

    人は新しく生きるために、絶えず告別せねばならない。すべての古き親しき知己から、環境から、思想から、習慣から。萩原朔太郎…

  2. 萩原朔太郎

    女に於(お)ける嫉妬は愛の高雅な情操によ

    女に於(お)ける嫉妬は愛の高雅な情操によるのでなく、実には猛獣の激情に類するところの、野蛮の本能によるのである。萩原朔太郎…

  3. 萩原朔太郎

    想像力の消耗からも、人はその家庭を愛する

    想像力の消耗からも、人はその家庭を愛するようになってくる。萩原朔太郎…

  4. 萩原朔太郎

    変化しつつあるものは何だろうか?芸術でな

    変化しつつあるものは何だろうか?芸術でない。政治でない。我々の時代の家庭である。萩原朔太郎…

  5. 萩原朔太郎

    すべての家庭人は、人生の半ばをあきらめて

    すべての家庭人は、人生の半ばをあきらめて居る。萩原朔太郎…

  6. 萩原朔太郎

    どんな真面目な仕事も、遊戯に熱している時

    どんな真面目な仕事も、遊戯に熱している時ほどには、人を真面目にし得ない。萩原朔太郎…

  7. 萩原朔太郎

    情欲は判断を暗くする。それの性急な要求が

    情欲は判断を暗くする。それの性急な要求がない時に、静かに熟考して妻を選べ! 然るに人々は、生涯の最も悪い時期に結婚する。萩原朔太郎…

  8. 萩原朔太郎

    敵への怒りは、劣弱者が優勢者に対する権力

    敵への怒りは、劣弱者が優勢者に対する権力感情の発揚である。萩原朔太郎…

  9. 萩原朔太郎

    民衆の正義とは、富豪や、資産家や、貴族や

    民衆の正義とは、富豪や、資産家や、貴族や、その他の幸福なものに対して、利己的な嫉妬を感ずることである。 萩原朔太郎…

  10. 萩原朔太郎

    人の年老いていくことを、だれか成長と考え

    人の年老いていくことを、だれか成長と考えるか。老は成長でもなく退歩でもない。ただ「変化」である。萩原朔太郎…




カテゴリー




  1. ラ・フォンテーヌ

    危険にあまり注意しすぎると、多くの場合、
  2. ボードレール

    悪魔の最も見事な狡猾さは、「悪魔はいない
  3. 相田みつを

    いまから ここから あしたはあてに なら
  4. アンドレ・ジッド

    もし手元に良いペンと、良いインクと、良い
  5. アウレリウス

    最も完全なる復仇(ふっきゅう)は、侵略者
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