過去の記事一覧
-
石川啄木
何がなしに 息きれるまで駆け出してみたくなりたり 草原(くさはら)などを 石川啄木…
-
石川啄木
よく笑ふ若き男の 死にたらば すこしはこの世さびしくもなれ 石川啄木…
-
石川啄木
空寝入(そらねいり)生あくび《「生」&「口+去」&「呻」》など なぜするや 思ふこと人にさとらせぬため 石川啄木…
-
石川啄木
気の変(かは)る人に仕(つか)へて つくづくと わが世がいやになりにけるかな 石川啄木…
-
石川啄木
死ぬことを 持薬(ぢやく)をのむがごとくにも我はおもへり 心いためば 石川啄木…
-
石川啄木
それもよしこれもよしとてある人の その気がるさを 欲(ほ)しくなりたり 石川啄木…
-
石川啄木
大(おほ)いなる彼の身体(からだ)が 憎(にく)かりき その前にゆきて物を言ふ時 石川啄木…
-
石川啄木
へつらひを聞けば 腹立(はらだ)つわがこころ あまりに我を知るがかなしき 石川啄木…
-
石川啄木
こころよく 人を讃(ほ)めてみたくなりにけり 利己の心に倦(う)めるさびしさ 石川啄木…
-
石川啄木
腕(うで)拱(く)みて このごろ思ふ 大(おほ)いなる敵(てき)目の前に躍(をど)り出(い)でよと 石川啄木…
カテゴリー