過去の記事一覧
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石川啄木
はても見えぬ 真直(ますぐ)の街をあゆむごとき こころを今日は持ちえたるかな 石川啄木…
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石川啄木
くだらない小説を書きてよろこべる 男憐(あは)れなり 初秋(はつあき)の風 石川啄木…
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石川啄木
わが抱(いだ)く思想はすべて 金(かね)なきに因(いん)するごとし 秋の風吹く 石川啄木…
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石川啄木
女あり わがいひつけに背(そむ)かじと心を砕(くだ)く 見ればかなしも 石川啄木…
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石川啄木
叱られて わっと泣き出す子供心 その心にもなりてみたきかな 石川啄木…
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石川啄木
人みなが家(いへ)を持つてふかなしみよ 墓に入(い)るごとく かへりて眠る 石川啄木…
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石川啄木
夜明けまであそびてくらす場所が欲(ほ)し 家(いへ)をおもへば こころ冷(つめ)たし 石川啄木…
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石川啄木
あたらしき心もとめて 名も知らぬ 街など今日(けふ)もさまよひて来(き)ぬ 石川啄木…
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石川啄木
ある日のこと 室(へや)の障子(しやうじ)をはりかへぬ その日はそれにて心なごみき 石川啄木…
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石川啄木
この次の休日(やすみ)に一日寝てみむと 思ひすごしぬ 三年(みとせ)このかた 石川啄木…
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