石川啄木

  1. ふるさとの土をわが踏めば 何がなしに足軽

    ふるさとの土をわが踏めば 何がなしに足軽(かろ)くなり 心重(おも)れり 石川啄木…

  2. ふるさとに入(い)りて先(ま)づ心傷いた

    ふるさとに入(い)りて先(ま)づ心傷いたむかな 道広くなり 橋もあたらし 石川啄木…

  3. そのかみの神童の名の かなしさよ ふるさ

    そのかみの神童の名の かなしさよ ふるさとに来て泣くはそのこと 石川啄木…

  4. ふるさとの空遠(とほ)みかも 高き屋(や

    ふるさとの空遠(とほ)みかも 高き屋(や)にひとりのぼりて 愁(うれ)ひて下(くだ)る 石川啄木…

  5. 目になれし山にはあれど 秋来(く)れば

    目になれし山にはあれど 秋来(く)れば 神や住まむとかしこみて見る 石川啄木…

  6. いつしかに 泣くといふこと忘れたる 我泣

    いつしかに 泣くといふこと忘れたる 我泣かしむる人のあらじか 石川啄木…

  7. 長く長く忘れし友に 会ふごとき よろこび

    長く長く忘れし友に 会ふごとき よろこびをもて水の音聴く 石川啄木…

  8. おそらくは生涯妻をむかへじと わらひし友

    おそらくは生涯妻をむかへじと わらひし友よ 今もめとらず 石川啄木…

  9. いくたびか死なむとしては 死なざりし わ

    いくたびか死なむとしては 死なざりし わが来(こ)しかたのをかしく悲し 石川啄木…

  10. とるに足らぬ男と思へと言ふごとく 山に入

    とるに足らぬ男と思へと言ふごとく 山に入(い)りにき 神のごとき友 石川啄木…




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  1. 相田みつを

    わたしは、人間のほんとうの幸せとは「充実
  2. 石川啄木

    ゆゑもなく憎みし友と いつしかに親しくな
  3. 相田みつを

    アノネ 時は金なり なんていうけれどね
  4. ベンジャミン・フランクリン

    他人に対して善を行っているとき、人間は自
  5. ウォーレン・バフェット

    今日誰かが木陰で休むことができるのは、遠
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