過去の記事一覧

  1. 石川啄木

    気弱(きよわ)なる斥候(せっこう)のごと

    気弱(きよわ)なる斥候(せっこう)のごとく おそれつつ 深夜の街を一人散歩す 石川啄木…

  2. 石川啄木

    ゆゑもなく憎みし友と いつしかに親しくな

    ゆゑもなく憎みし友と いつしかに親しくなりて 秋の暮れゆく 石川啄木…

  3. 石川啄木

    白き蓮(はす)沼に咲くごとく かなしみが

    白き蓮(はす)沼に咲くごとく かなしみが 酔ひのあひだにはっきりと浮く 石川啄木…

  4. 石川啄木

    かの旅の夜汽車の窓に おもひたる 我がゆ

    かの旅の夜汽車の窓に おもひたる 我がゆくすゑのかなしかりしかな 石川啄木…

  5. 石川啄木

    汽車の旅 とある野中(のなか)の停車場の

    汽車の旅 とある野中(のなか)の停車場の 夏草の香(か)のなつかしかりき 石川啄木…

  6. 石川啄木

    ゆゑもなく海が見たくて 海に来ぬ こころ

    ゆゑもなく海が見たくて 海に来ぬ こころ傷(いた)みてたへがたき日に 石川啄木…

  7. 石川啄木

    こころよく 春のねむりをむさぼれる 目に

    こころよく 春のねむりをむさぼれる 目にやはらかき庭の草かな 石川啄木…

  8. 石川啄木

    旅七日(なのか) かへり来(き)ぬれば

    旅七日(なのか) かへり来(き)ぬれば わが窓の赤きインクの染(し)みもなつかし 石川啄木…

  9. 石川啄木

    新しき本を買ひ来て読む夜半(よは)の そ

    新しき本を買ひ来て読む夜半(よは)の そのたのしさも 長くわすれぬ 石川啄木…

  10. 石川啄木

    さびしきは 色にしたしまぬ目のゆゑと 赤

    さびしきは 色にしたしまぬ目のゆゑと 赤き花など買はせけるかな 石川啄木…




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  1. ヴォーヴナルグ

    女も凡庸な作家も、自画自賛するほどには世
  2. アインシュタイン

    結婚とは、あたかも文明的であるかのように
  3. 芥川龍之介

    天才の悲劇は「小ぢんまりした、居心地のよ
  4. ピーター・ドラッカー

    組織に、社会・経済・コミュニティ・一人ひ
  5. アウグスティヌス

    私にしてみれば、快楽や恥辱のうちにあって
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