井上ひさし
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駄洒落を愛するということは、同音異義語の多いわたしたちの日本語を愛することと同義である。井上ひさし…
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全部わかって書いている──これぐらい、つまらないこともありません。それなら、書かないで頭の中で考えて、あっ全部できたと井上ひさし…
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ある選択をするということは、その選択によって生まれるはずのマイナスをすべて背負うぞ、ということでやんしょ。井上ひさし…
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真実を、真情を、伝えようとして力瘤を入れればそれだけ、表現はウソへとより近くなる。言葉にはそういうところがあるようだ。井上ひさし…
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神は、理屈など通用しない子どもを相手にしなければならない女性の精神衛生を考えて、女性の頭から理屈を抜いておいたのである。井上ひさし…
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神の手落ちは、理屈の通じない女性を相手にしなければならぬわれら男性に、理屈のわかる頭を与えたもうたことである。井上ひさし…
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美しさなどというものはあくまで見る側にのみ属する事柄であって、見られる側の問題ではないのである。井上ひさし…
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書いたから終わったわけではない。読み手の胸に届いたときに、自分の書いた文章は目的を達成し、そこで文章は終わるわけです。井上ひさし…
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習得するのに金のかかるものはいわゆるお稽古事で、金のかからぬものが文化ではないのかしらん。井上ひさし…
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自分の値打ちは自分で、自分たちで決める。井上ひさし…
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